「「地震保険料って、確定申告や年末調整で控除できるんですよね?」
そんな声をよく聞きます。
でも、正しい控除額の計算方法、自信を持って答えられますか?😊
わたし自身、この問題に初めて出会ったとき、
「5万円が上限…でも全額控除なの?それとも半分だけ?」とすごく迷いました。
実はここに、FP3級試験で多くの人がひっかかる落とし穴があります。
所得税と住民税で、計算方法がまったく違うのです。
それなのに問題文では「所得税において」とさらっと書かれているだけ。
見落としてしまうと、あっさり間違えてしまいます。
今回は、地震保険料控除の正しいルールを、所得税・住民税それぞれしっかり整理してお伝えします。
試験に出るポイントを、身近な例えを交えてわかりやすく解説しますね📖

わたしも最初は混乱しました😅
でも整理してみると意外とシンプルです!
ぜひ一緒に確認しましょう!
⭐️この記事を読んで得られる知識は、以下の3点です。
- 所得税の地震保険料控除は”全額”? or “2分の1″?
→全額(上限5万円)が正解! - 住民税の控除計算はどうなる?
→ 2分の1相当額(上限2.5万円) - 申告は何回必要?
→ 年末調整か確定申告で1回だけでOK!
前回の第26回では、賠償責任保険の使い分けについて学びました。
施設の管理ミスによる事故と、
販売した商品による事故では補償する保険が異なるというテーマでしたね。
保険は「何が起きたときに使えるか」という補償の範囲と並んで、
「支払った保険料が税金にどう影響するか」も重要なポイントです。
今回はまさにその“税金との関係”に踏み込んでいきます!
前回記事はこちら
▶【賠償責任保険 使い分け】施設の管理ミスと売った商品の事故、補償する保険はどう違う?_間違いから学ぶFP3級_第26回
📘 今回の分野:リスク管理(損害保険と税金)/地震保険料控除

今回学ぶ範囲は、リスク管理(損害保険と税金)/地震保険料控除です。
1年間に支払った地震保険料は、所得税・住民税それぞれで控除を受けることができます。
ただし、税の種類によって計算方法と上限額が異なるため、
混同しないよう正確に整理しておくことが大切です。
特にFP3級試験では
「所得税において」、「住民税において」
という前置きに注目することが得点のカギになります🔑
❓️問題文の紹介:地震保険料控除の控除額
以下の記述は◯か✗か?
- 対象:個人が支払う地震保険の保険料
- 税区分:所得税
- 控除の上限:5万円
- 控除の計算方法:年間支払保険料の「2分の1」相当額

◯と解答してしまいました💦
“5万円”という金額は合っていたのですが、
“2分の1″という部分に気づけませんでした…
“5万円まで控除できる”というのはわかっていても、
それが全額なのか、それとも半分なのか、
こんがらがってしまいませんか?🤔
✅️正解と解説の要点:所得税の地震保険料控除は「全額」が正しい
以下の記述は◯か✗か?
- 対象:個人が支払う地震保険の保険料
- 税区分:所得税
- 控除の上限:5万円
- 控除の計算方法:年間支払保険料の「2分の1」相当額となる。
→正解:✘
この問題のポイントは、
「5万円という上限額」ではなく「全額か2分の1かという計算方法」にあります。
問題文をよく読んで、どちらの税について書かれているのかを確認する習慣をつけましょう。
✅️ポイント解説
地震保険料控除の制度は以下の通りです。
- 控除対象:年間に支払った地震保険料の全額
- 上限額:5万円
- 「2分の1」という計算は所得税では使わない(住民税の話)
問題文の「2分の1相当額」という部分が誤りです。
所得税においては、支払った保険料がそのまま全額控除対象になります(上限5万円)。

“2分の1″という言葉は住民税の話です。
所得税ではまず”全額”で考えるクセをつけると、混乱しにくくなりますよ!
関連記事の紹介
地震保険料控除は「税金の知識」ですが、
そもそも地震保険そのものの仕組みも試験に出ます。
控除を学ぶ前に、保険金額のルールを確認しておくと理解がより深まりますよ。
また、地震保険料控除と混同しやすい「介護医療保険料控除」も、
FP3級でよく狙われるテーマです。
控除の種類の違いを整理しておくと、試験での得点力が上がります。

保険料控除には種類がいくつかあります。
それぞれの違いを比較しながら覚えると効率的ですよ!
深掘り考察!!
今回の考察では、以下の3つのポイントを詳しく解説します。
- 所得税における地震保険料控除は5万円が限度額‼️
- 所得税だけではなく、住民税の控除もある‼️
- 申告(年末調整 or 確定申告)することで、両方に適用される‼️
所得税における地震保険料控除は5万円が限度額:シンプルに”全額控除”が基本!
現在の地震保険料控除は、「支払った保険料の全額(上限5万円)」 がそのまま控除対象になります。
たとえば、1年間で地震保険料を3万円支払った場合
→ 3万円がそのまま所得控除になります。
【身近な例えで理解しよう:お弁当の割引クーポン】

スーパーで「1日の購入額から最大500円割引」というクーポンがあるとします。
- 300円のお弁当を買った → 300円まるごと割引(全額)
- 600円のお弁当を買った → 割引は500円まで(上限あり)
地震保険料控除もこれと同じです。
支払った保険料がそのまま引かれる(全額)、
ただし5万円が上限というシンプルな仕組みです。
なぜ限度額が設けられているのか?
限度額がある理由は、過度な節税を防いで公平性を保つためです。
もし無制限に控除できるなら、
高額な保険に加入している人ほど税負担を大きく減らせてしまいます。
所得の少ない人との公平性が崩れないよう、
「最大5万円まで」という上限が設けられています。
所得税だけではなく、住民税の控除もある:2種類の税それぞれに控除がある!

問題文には「所得税において」という前置きがありましたね。
実はこれを「住民税において」に変えると、計算方法がまったく変わります。
| 税区分 | 控除額の計算方法 | 控除の上限額 |
|---|---|---|
| 所得税 | 支払った地震保険料の全額 | 5万円 |
| 住民税 | 支払った地震保険料の2分の1 | 2.5万円 |
【身近な例えで理解しよう:建物の断熱性能の基準】
建物の断熱性能には「省エネ基準」と「ZEB基準」があり、それぞれ評価の仕方が違います。
どちらの基準で評価するかによって、同じ建物でも結果が変わってきます。
地震保険料控除も同じで、所得税(国税)と住民税(地方税)で計算ルールが異なります。
混同しないよう「税の種類を確認してから計算する」クセをつけましょう。
たとえば、年間の地震保険料が3万円の場合:
住民税の控除対象額
→ 3万円 × 1/2 = 1万5,000円は、
「所得税」と「住民税」で計算方法と上限額が異なることを正しく整理しておく必要があります。
所得税の控除対象額 → 3万円(全額)

試験問題では、「どちらの税の話か?」を見落とさないように注意が必要です。
申告(年末調整 or 確定申告)することで両方に適用される:1回申告するだけでOK!

「所得税と住民税それぞれに控除があるなら、2回申告が必要なの?」
と思う方もいるかもしれません。
答えはNOです。
年末調整か確定申告で1回申告するだけで、
所得税・住民税の両方に自動的に適用されます。
【身近な例えで理解しよう:銀行口座の自動振替】
電気料金の支払いを口座振替にしておくと、毎月自動で引き落とされますよね。
1回手続きすれば、あとは自動です。
地震保険料控除も同じイメージです。
1回申告すれば、国(所得税)と市区町村(住民税)の両方に自動で情報が伝わります。
⚠️ 申告しないと控除されない!
年末調整・確定申告のどちらかで必ず申告しましょう。
何もしないと、住民税の控除も受けられません。
💡 大事なポイント
| 確認ポイント | 内容 |
|---|---|
| 所得税の計算方法 | 全額(上限5万円) |
| 住民税の計算方法 | 2分の1(上限2.5万円) |
| 申告の回数 | 1回でOK(年末調整 or 確定申告) |
| 申告しないと? | 住民税の控除も受けられない |
⭐️深掘りで得られた知識のポイント!
- 地震保険料控除(所得税):
支払った保険料の全額が対象・上限は5万円 - 地震保険料控除(住民税):
支払った保険料の2分の1が対象・上限は2.5万円 - 「2分の1」は住民税の話:
所得税では使わない計算式。
問題文で「所得税において」とあれば全額控除が正解 - 申告は1回だけ:
年末調整または確定申告で申告すれば、
所得税・住民税の両方に自動適用される
よくあるケアレスミス‼️:地震保険料控除で間違いやすいポイント3選
ミス①:所得税でも「2分の1」で計算してしまう
なぜ間違えるのか?
住民税のルール(2分の1・上限2.5万円)を所得税にも当てはめてしまうため。
問題文をさらっと読んで「どちらの税の話か」を見落とすことが原因です。
正しい考え方
問題文に「所得税において」とあれば
→ 全額控除(上限5万円)
「住民税において」とあれば
→ 2分の1控除(上限2.5万円)

わたしもこのミスをやりました😅
問題文を読んだら最初に“所得税?住民税?”と確認する習慣をつけると防げます!
ミス②:住民税の上限額をうろ覚えにしてしまう
なぜ間違えるのか?
住民税の計算で「2分の1」という式は正しいのに、
上限額を曖昧に覚えていて答えを間違えてしまうケースがあります。
正しい考え方
住民税の上限額は2.5万円と覚えておく。
「5万円の半分=2.5万円」と考えると覚えやすいです。

上限額は所得税5万円・住民税2.5万円と
セットで丸暗記してしまうのがおすすめです💡
ミス③:「申告しなくても住民税は自動的に控除される」と思い込む
なぜ間違えるのか?
「年末調整で所得税は処理された=住民税も自動でOK」
と誤解するケースがあります。
正しい考え方
住民税の控除も、年末調整または確定申告での申告があって初めて適用されます。
申告なしでは控除されません。

控除は“申告してはじめて受けられる権利”です。
申告しないと損をしてしまうので要注意!
📋 ケアレスミスまとめ
| よくある誤解 | 正しい知識 |
|---|---|
| 所得税でも「2分の1」で計算 | 所得税は全額(上限5万円) |
| 住民税の上限額をうろ覚え | 住民税の上限は2.5万円 |
| 申告しなくても控除される | 申告しないと住民税も控除されない |
まとめ・今回の学び:地震保険料控除の所得税と住民税の違い
今回学んだことを振り返りましょう📝
⭐️ 【得られる知識】:まとめ版
- 基本の仕組み:
1年間に支払った地震保険料を所得から差し引ける「控除」制度 - 用語の違い:
所得税=全額控除(上限5万円)/住民税=2分の1控除(上限2.5万円) - 試験頻出ポイント:
問題文で「所得税」か「住民税」かを確認してから計算する - 実生活への応用:
年末調整・確定申告で1回申告すれば両税に自動適用。
⚠️申告忘れに注意!
今回の問題は、
「地震保険料控除の計算方法として”2分の1″という記述が所得税の場合に正しいかどうか」
を問うものでした。
正解は✗で、所得税では全額控除(上限5万円)が正しいルールです。
「2分の1」という言葉は住民税の計算に使うもの。
所得税と住民税では、同じ地震保険料控除でも計算方法がまったく違います。
この違いを整理できれば、試験の◯✗問題はぐっと解きやすくなります。
また、控除は申告しないと受けられません。
年末調整か確定申告で1回申告すれば、所得税・住民税の両方に適用されます。
実生活でも、地震保険に加入しているなら毎年の申告を忘れずに行いましょう!

“所得税は全額・住民税は2分の1”
この対比をしっかり頭に入れておくと、
試験でも実生活でも役立ちますよ!
次回予告:消費者物価指数とは何だ?

次回からは、いよいよ金融資産運用の単元に入ります🎉
物価の動きを数値でとらえる「消費者物価指数(CPI)」は、
わたしたちの暮らしと密接に関係しています。
でも、その中身まで正確に説明できる人は意外と少ないのでは?
家計に関係する「モノやサービス」の価格がどのように集計されているのか、
どこが発表しているのか…?
新しい単元への入口を、次回わかりやすく解説します😊
次回の記事はこちら
▶【消費者物価指数】総務省が毎月発表するCPIの仕組みと間違えやすいポイントを徹底解説_間違いから学ぶFP3級_第28回

CPIは日常のニュースにもよく出てくるワード。
次回でしっかり理解して、ニュースも楽しめるようになりましょう!




コメント